借金に苦しむ人のほとんどは多重債務を抱えることによって返済婚難に陥っています
しかし、誰もが無用心に複数業者から借入を行っているわけではありません。
金融業者から多重債務をするのは危険なことであると誰もがわかっているのです。
ならば、なぜ多重債務によって身を滅ぼしているのでしょうか。

ほとんどの人は、最初はその場しのぎの一時的なお金をちょっとつまむ、
という感覚で借りています。最初に借りる時には不安な気持ちや多少の罪悪感さえ
抱きながら借り入れをしています。
多くの場合、必要なお金以上にお金を借りてしまって計画的に返済するつもりが、
結局は多重債務に陥ってしまうようです。
ここには、金融業者の巧みな働きかけがあります。

借入してもらう為の業者による巧みな働きかけ

では、金融業者の手口にはどのようなものがあるのでしょうか。
いくつか挙げてみましょう。

TVCMによるイメージのクリーン化

芸能人を起用してコミカルで明るいイメージのCMを流す事で、イメージのクリーン化を図っています。
そのようなCMによって、多くの人は知らず知らずのうちに借金は怖いものである、
というイメージが薄れているのです、CMというのはそのような効果を、潜在意識に対して与えるものなのです。

この効果は科学的にも立証されています。それはサブリミナル効果というものです。
これは、認識できないほど短い時間だけ、ポップコーンとコーラを買うことを
促す宣伝を映画の合間に数回流すと、映画を見ている人たちはその宣伝を認識できていないものの、
確かにポップコーンとコーラの売り上げが伸びたというものです。
消費者金融のCM¥は認識できる宣伝を毎日のように度々TVCMとして流しています。
そしてその内容はクリーンなイメージを植えつけるものであるため、
人々はテレビを見ているだけで知らないうちに消費者金融に抱いている
ダーティなイメージが薄れていくのです。

この戦略を最初にとったのは武富士でした。
それまでのサラ金には非常に危険なイメージがつきまとっていたのですが、
武富士の戦略でタレントを起用して大量にCMを流すことで、このイメージを払拭し、
武富士は貸金業者のトップに一代で上り詰めたのです。

しかし、テレビで流されているイメージを鵜呑みにしてはいけません
たしかに、キャッシングは困ったときの助けになるでしょう。
しかしそれは賢く利用することができ、なおかつ消費者金融の手の内を知り尽くした上で
利用した時にのみ、助けとすることができるのです。
安易に利用し、様々な手口に引っかかっていたようでは、
容易に多重債務に陥り、大変な苦しみを味わう事になるのです。
このことからも、金融業者の手口を知ることは重要なことです。

融資限度額の増額

これは、一旦小口で貸し付けておき、きちんと返すと判断できた場合には、
その顧客の融資限度額を増額して更なる借金を促す
というものです。
筆者の経験では、最初某消費者金融で借りた時には、融資限度額は10万円であったにも関わらず、
毎月真面目に1万円くらいを返していたら、3ヶ月くらいで30万円へと増額され、
さらにその数ヵ月後には50万円にまで増額されました。

増額の打診は電話で行われます。いきなり知らない番号から
「○○と申しますが、□□さんの携帯ですか?」
というように個人名で電話がかかってきて、本人である確認が取れたなら、
初めて金融業者名を名乗って「その後どうですか?お困りではありませんか?
きちんと毎月返済されていますし、もしよろしければ増額できますが・・・」
というような打診があります。

そして業者は増額をしておいても必要なければ借りなければ良いのだし、
とりあえず増額しておいてはいかがですか?というよう誘いをかけてきます。
このように言われると、多くの人はとりあえず増額しておくか、と思うものです。

さらに、このように言われると、消費者は信用されたという自信がつきます。
そして「これまで借りても真面目に返していた。そしたら信用された」という自信は
いつしか「もうちょっと借りてもまた真面目に返していればいい」という感情にすり変わります。
融資上限額が増えたことを、あたかも「財力が増した」かのように勘違いしてしまうのです。
そして多額の借入を作ってしまうのです。

しかし、業者は信用しているだけではなく、出来るだけ多く貸し付けたい
という気持ちで上限額の増額を行っています。
安易に増額に応じるのは危険なことなのです。

ATMに潜む罠

キャッシングATMにも罠が潜んでいます。
最近ではコンビニなどでもキャッシュカードを作っていれば
容易に借り入れができるようになりましたが、このATMにも罠が潜んでいるのです。

誰に相談すればいいの?

それは何かと言うと、ひとつはコンビニなどの全国のどこにでもある施設の ATMでキャッシングができるようにすることで、 「ちょっとお金が足りないとき」にすぐ借りられる仕組みを作ったことです。

そしてふたつめの罠がもっと重大で狡猾・巧妙な罠なのですが、それは画面の表示にあります。 キャッシングをするとき、ATMの画面には借り入れることを「ご出金」と表示し、 返済することを「ご入金」と表示しているのです。よく考えればおかしなことですね。 もともと「出金」「入金」は、預金口座にプールしてあるお金を引き出すときに 「出金」、口座に預けいれるときに「入金」言っていたのですが、 キャッシングを行う際にも画面上では同様に表示されるのです。

そして、何度も使っていると、あたかも50万円の“融資枠”のことを 50万円の“預金”のように勘違いをするようになってしまうのです。 これは実際に利用していればわかるのですが、本当にこのように感覚の麻痺が起こります。 つまり、潜在的な意識で「借金をしている」のではなく、 「自分の預金を引き出している」かのように勘違いしてしまうのです。

元金を減らさせない

貸金業者は金利で儲けています。つまり、顧客がいかに多額を、
長期間に渡って借りてくれるかということが儲けに直結するのです。
元金が残っている以上は金利が発生し続けるため、
借り入れの期間が長ければ業者は儲けることができます

そのため、業者はあの手この手で元金をゼロにしないように仕向けてきます。
上述の上限枠の増大もこの手口にリンクしていると言えます。
その他の手口としては、期間限定で利息の引き下げを行い、
そのタイミングで顧客に電話をかけ、「お困りではありませんか?
今なら金利が〇%の引き下げられているため、借りるなら今がお得ですよ」
などと打診します。

このような電話を受けると、借りるクセがついている利用者は今借りなければ
損であるかのように勘違いをしてしまい、借りてしまうのです。
業者としては、金利が多少引き下げられていても、
お金を貸すことが商売なのですから積極的に貸付用としてきます。

借金を完済したいならば、このような甘い誘いに乗っては行けません
借りる変な癖がつき最終的に消費者金融 ブラックからもという悪い流れが最悪のパターンです。

過去の顧客を掘り起こす

業者の営業で重視されるのは、新規顧客の獲得はもちろんですが、
同時に過去の顧客の掘り起こしも大切な戦略となっています。
一度完済して縁がなくなった顧客に電話をかけ、融資の必要はないかと尋ねてくるのです。

一度完済した人は2種類に分かれます。もう2度と借金はしないと決めている人と、
一度完済したことで自信をつけ、また借りても大丈夫と思っている人です。

前者ならば問題ないのですが、後者は電話がかかってきた時に
ちょうど困っていたタイミングであれば、ついつい誘いに乗って再び借金をしてしまうのです。


金融業者の手口について話してきましたが、すべての金融業者が同様の手口をしている訳ではありません。
こういった事もありえるという事を知っておいて欲しいのです。
キャッシングをする際にはこれらの手口をよく把握しておき、逆の行動をすることが大切です。

下記に金融業者の理解度チェックツールを用意したので試してみてください。

金融業者についての理解度チェック

全ての業者が同様の手口ではありません。大手は比較的安心してキャッシングができます。
クリーンなイメージはほどほどにする。
融資額の増額に安易に乗らない。
ATMの表示を勘違いしない。
元金は早く減らしていく。
一度完済したら再び借金の誘いが有っても断る。
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